はじめまして。
ライクブルーにてインターン生としてお世話になっております、あいです。
今回は2月22日(土)~2月23日(日)に開催された「つくると!7」と3月27日(木)に開催された「おいスタ体験会」についてお話したいと思います。
開催概要
- つくると!7
日時:2月22日(土)2月23日(日)
場所:九州産業大学

参照:『つくると!7』2025/4/13(https://vol6.tsukuruto.net/)
- おいスタ体験会
日時:3月27日(木)19:00~
・金融関係
・不動産
・企画会社
で働いている男女4名の方々に集まっていただきました!

「おいスタ」について
こちらのページにたどりついた方はご存知と思われますが、おいスタとは何かを簡単に書いていきたいと思います。
- おいスタとは
みんなでワクワク楽しみながら、起業×経営を疑似体験できるボードゲームです。おいでよ! スタートアップ村(通称=おいスタ)はきつね社長が「起業大国日本」に貢献するために作った「スタートアップ村」。
「スタートアップ村」には、スタートアップ(起業)に興味がある人や、実際に起業する人が集まります。
起業と、起業後の経営は厳しくもあり、楽しくもあり、思いがけないことも起きます。
きつね社長や様々な人の助け、自分の体力・知力、そして、時の運・・・
すべての力を結集してスタートアップを成功させましょう!起業と、起業後の経営は厳しくもあり、楽しくもあり、思いがけないことも起きます。
- ゲームの目的
「パラダイムシフト-認知・視座の変化」を自然に起こしたい。
「おいでよスタートアップ村(通称:おいスタ)」は、起業経営のリアルな疑似体験を提供します。
プレーヤーは、起業経営の本質に触れることで、経営者が見ている景色を垣間見る。
これまでとこれからの、日常風景や当たり前が少しだけ変わって見えて、行動や言動が少しだけ変わる。
そんなささいな、しかし、大切な一歩を踏み出すきっかけをつくることを目指しています。

参照:『起業×経営体験ゲーム おいでよ!スタートアップ村 フェニックス編 公式ホームページ』2025/4/13(https://oideyo-startupmura.com/)
- 印象に残った1枚
多くの方の感想において、カードの内容の良さについて言及される方が多くいます。ですので、今回は私自身がプレーをした際に印象に残った1枚を紹介したいと思います。
「企業フェーズ」ファイナンス(資金援助の助けとなる)カードの中の1つ 「買ってはいけない企業本」

今回紹介する「買ってはいけない企業本」は良い効果を得られるカードではありません。ですが、実際に何かを始める時に失敗するポイントの1つに入りやすいと思いました。現代の生活には様々な情報があふれています。今回のような企業に関することだけでなく、様々なことに当てはまりますが、知識がない状態の中、膨大な情報な中から正しい情報を見つけることは難しいです。そのような中で起業や経営に興味関心の高い人においスタのような起業と経営を疑似体験できるゲームが身近にあると良いなと感じました。
はじめて運営側を経験してみて
今回の2つのイベントにて初めて運営側を経験しました。その中で得た学びというのはおいスタを自身が体験するだけでは得られない学びがありました。
1つ目にイベントである「つくると!」では私自身がおいスタを始めてプレーする日でもありました。また、私が参加者の方々にルール説明を行う機会もありました。そこで、おいスタが起業や経営ということに全くイメージの持てなかった私に企業や経営の大変さや時間とお金、環境の大切さを学べました。また、起業するという選択肢を今までの学生生活の中で考えにくい環境下にいたことにも気づきました。
2つ目のイベントである「おいスタ体験会」ではルール説明を行いながらゲームにも参加しました。その際に1人でプレーをした時や「つくると!」に参加している方々にゲーム説明をしている時とは別の視点からの学びも得ることができました。
また、複数人でプレーをすることで私と他の人のプレースタイルの違いを感じられました。私は長考してしまう癖があり、先の利益を目指した攻めの姿勢ではなく、常に安定を求めて守りの姿勢になっていました。
ですが、同じテーブルの参加者の方に常に先の利益のために行動をしている方がいました。ゲーム後に感想を伺ったときに、「経営経験のある人と経営経験のない人ではプレースタイルが変わると思います。」と述べられていたことが印象に残っています。
私は経営経験もなく、社会人として働いたこともありません。ですので、予測を行うことが難しく、守りの姿勢に入っていました。今回はゲームですので失敗をしても学びを得るだけで良いのですが、実際に社会人として働いていたら守りの姿勢だけではダメな場合もあります。ですので、学生の間に「おいスタ」のようなゲームを通して学べる機会があったら良かったと思いました。
おいスタの提供価値とは
最後に2つのイベントを経ておいスタにはどんな提供価値があるかを考えました。
起業や経営について疑似体験できることはもちろんですが、起業や経営を行うことを選択肢に入れることができるようになると思いました。私が所属する軽音楽サークルの方にアンケート調査を行ったところ起業や経営について学校で学んだことのある人は少なく、また関心が薄い人が多いと分かりました。そして「企業や経営について学んだ人がどの場所で学んだか」においても大学での学びが大半を占める結果となっていました。
学生の学びの場においておいスタのような起業と経営を疑似体験できるゲームを行える機会があると社会に出る前の若者にとって選択肢を広げる良い機会になり得ると思いました。また、学生だけではなく社会人の方にとっても、複数人で体験することによって自分の考え方を見つめなおす良い機会にもなると思います。